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宮之浦岳(2005.10.9) [登山の記録]

2005年10月9日、屋久島旅行の3日目に宮之浦岳に登りました。天気は芳しく無かったものの雨には降られなかったので良かったです。今まで百名山なんて一生かけても登りきることはできないだろうと思っていましたが、この山に登ってしまえば何となく達成出来そうな気がしてきました。

2006/10/9

淀川登山口   5:45
淀川小屋  6:30-6:40
花之江河   8:10-20
投石平   9:00
宮之浦岳てっぺん  10:35-11:05
投石平  12:45
花之江河  13:30
淀川小屋  14:55
淀川登山口  15:40

 早朝真っ暗な時間に起きて宮之浦港近くの民宿をレンタル軽カーで出発しました。
 前日のうちにスーパーで昼飯を買っておいたので、弁当屋の開店時間に拘束されずに淀川登山口まで向かうことができます。
 街灯もなく真っ暗な林道がずぅっと続くので、もし一人だったらとても怖い思いをしそうな道でした。

 淀川登山口には5:00頃到着しました。既に2台の車が停まっていましたが、まだ出発する様子はありません。
夜が明けるまでには、まだ大分時間があるので私たちも出発を躊躇していました。5:30位になるとまだ真っ暗ですが、車も増えてきて出発する人たちも現れてきました。

5:45頃 私たちも宮之浦岳に向けて出発しました。淀川登山口までの山道はしっかりとしているのでヘッドランプの灯りでも割と歩きやすいです。ただ、妻にはヘッドランプでの登山経験はないし、梯子や木の桟道がところどころあるので、気を付けて歩きました。

6:30頃 淀川小屋に到着しました。既に周りは明るくなっています。ここでトイレをお借りして休憩しました。

小屋のすぐ先で淀川を鉄橋で渡ります。この流れが本当に美しいです。地形図を見ると高盤岳(標高1711m)の南西が源頭になると思われますが、そこから大した距離も標高差も無い割に水量が多いのです。屋久島の雨が多いためでしょうか。透明な水ですが周りの木々の緑が映えて何とも神秘的な印象が残ります。

 川を渡ると樹林帯の急登が始まります。前日にガイドさん付きの縄文杉トレッキングに参加しましたが、その際に言われたことは木へのダメージをなるべく軽くするために根を踏まずに歩くと言うこと。確かに登山靴で磨かれた木の根は痛々しいので、急登ですが木の根を踏まぬようにがんばってみました。
 あまり展望は良くありませんがキキィといった悲鳴をあげつつすぐそばを走りさる猿がいたりして自然の多いところなんだなと感じました。

 途中で高盤岳の展望台を左に分けます。トウフを切ったような岩だそうですが、果たしてそのとおり。握り拳のようにも見えます。

この先もつづら折れの樹林帯を登って行くとだんだんと傾斜は緩くなり、そして、だんだんと聴こえてくるせせらぎの音とともに道を下って行くと、小花之河へと至ります。

 一旦樹林帯に入って花之江河へ行きます。天気は曇りで芳しくないのですが、小花之江河や花之江河一帯は湿地になっているので、これまでの樹林帯とうって変わって明るい雰囲気で、時間さえ許すならばここで昼寝でもしてのんびりしたいところです。

 花之江河からの道は、ちょっとした沢登り感覚を楽しめそうな沢の中の木道歩きです。黒味岳への分岐を左に分けてからは主稜線右側を巻くように樹林帯を進みます。屋久島は雨が多いので雨水が山肌を削った溝が登山道っぽくなってしまい、登山道と間違えてそっちに踏み込んで道迷いといったケースもあるそうです。実際、このあたりでもそれらしき溝を見かけました。

 ちょっとした滝があって滝の下で水を汲んでる人達がいました。滝場の左手の岩溝にかかっているロープをよじ登ってゆくことになります。登り終えると右手の滝へと続く小沢を横切ります(滝の下で水はくみたくないな。。。)。この滝を越えて少し進むと投石平です

 投石平は岩がゴロゴロしてます。金峰山近くの大日岩みたいな感じですかね。そう言えば屋久島は花崗岩で出来てるそうですが、濡れていても石灰岩なんかと違って引っかかりが良くって歩きやすて好きです。
 この辺りでキジ撃ちしようと登山道を外れるとシカの踏み跡も多いので迷いやすいのだそうです。

 投石の岩屋を過ぎると、急登が始まります。この登りで鎖場もありました。
 この急登の辺りが森林限界なのか背の高い樹木はなくなります。この先は稜線の西側を進みますが、見晴らしが良いです。まさに洋上のアルプスといったところなので、天気が良かったらなぁと思いました。
 ところどころ沢を横切って行くので水場も豊富です。投石岳を過ぎた辺りで一旦稜線の東側を進みますが、翁岳を過ぎて最後の水場までは総じて稜線の西側をトラバース気味に進んで行きます。

 沢状になっている地形を降りると最後の水場です。ここから栗生岳を経て宮之浦岳へは登りが続きます。ここまでの疲労もあって急な登りはかなり体に応えます。栗尾岳から先はガスでよく見えず小ピークがある度に山頂かと思いますが、実は違っていてガッカリ。
 ラピュタに出てくるロボットが朽ち果てていたので写真におさめました。

 10:35 なんとか宮之浦岳着。天気は曇りで不幸にして展望は良くないですが、雨に降られていないので有り難いです。山頂で昼食をとりました。
 結構、登山者が多く憩っていてにぎわっていました。

11:05 下山開始です。栗生岳の近くの岩がゴロゴロしてる辺りで転がっている岩の上に登って休憩しました。登ってきた若いカップルもここで休憩がてらボルダリングごっこを始めした。
 カップルのうちの女の子が私の登っていた岩に登りたいらしく
 「どうやって登ったんですか?」と聞くので、ホールドとか教えてあげましたが
手が届かない様子で悔しがっています。
 「お尻を押してあげましょうか?」と冗談を言ったら、必死になってるせいか、
 「お、御願いしますっ!!」とのこと。ハイテンションで判断能力が落ちてるらしい。。。
 「お尻触っちゃうことになるけどいいんすか?」と再度確認したところ、
 「あ、やっぱ、ダメです!」とやっと正気に戻ったようです。

 翁岳下の水場のあたりで、水場上の笹原で人の話声がします。見てみると笹をかき分けた中で、地元ガイドとその客らしき3人連れが休憩していました。秘密の場所で休憩しましょうなんて話になってるのかもれませんが、やたらと道を外れてしまうのは考えものじゃないですかね。
 その先の稜線でも木道で小さな湿地を渡る場所で木道に腰掛けて昼飯食べてる中高年の群れがいたりしました。

 稜線を進み、投石平付近の鎖場は慎重に通過・・・と言いたいところですが、かっこつけて颯爽と下る姿を妻に見せようとしてコケたりしたので、ちょっと反省。

 花之江河に行くまでの間にやっとでは日が差してきました。黒味岳に登ってる人はきっといい気分でしょう。

 石塚小屋に泊まって花之江河でゆっくりするといった方もいらっしゃいましたが、そんな楽しみ方もいいものだなぁと思います。

 レンタカーの返却時間が18:00で、それまでに尾之間のJRホテルで温泉に入ってから返却をしたかったので、先を急ぎたいところですが小花之河から淀川小屋までの下りはひたすら長かったです。

 淀川小屋に降りるとホッと一息です。ここでトイレを借りて軽く休憩。

 登山口までの帰りですが、一心不乱に歩いていたので、登山道のすぐ横にシカがいたことには気づきませんでした。私が通り過ぎた瞬間にガサガサとした音がしてシカが飛び跳ねて行きました。これに私はビックリ。ヒェギュァアああ!!!
と悲鳴をあげてしまいました。2005年で一番ビックリしたのがこの時でした。

で、15:45に下山できて、おしマイケル。
樹林帯、湿原、岩と様々なシチュエーションが凝縮されたルートでした。


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