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武尊山(2006.5.21) [登山の記録]

 2006年5月21日、武尊山に行ってきました。

 全国的に高気圧に覆われるということで、今回も妻を連れ出しました。
最も簡単そうな東俣駐車場からのコースにしようと考えていましたが、前日に片品村の観光協会に東俣駐車場まで行けるかどうか問い合わせたら、「係の者が、まだ車では行けないと言っていた」とのこと。そこで今回はその次にメジャーそうな武尊神社からのルートを選びました。
  

行程

2006/5/21

裏見の滝駐車場   6:25
剣が峰との分岐   6:55
主稜線   8:15
武尊山山頂   9:25-9:35
裏見の滝駐車場  11:45


<内容>


 裏見の滝の駐車場でトイレを済ませました。この先も未舗装ながら林道は続くので少しでも楽をしようと更に車で進みましたが、150m程で画像のとおり積雪があったので引き返しました。
 



 6:25 出発です。妻は夕べ寝るのが遅かったためか体調がすぐれないそうなので、ロープウェーのある谷川岳に変更とか、温泉に行くとか相談したのですが、待っているので登って来ていいというので、お言葉に甘えて一人で登ることにしました。本当にすまない・・・。
 私の少し前に、3人組の男性たち、ほぼ同時にご夫婦らしき二人連れが出発しました。




 林道はペースを早めにして歩きました。
 私の持っているガイドブック('99)、昭文社地図('94)といずれも古いもので、
 "林道終点"="手小屋沢避難小屋と剣が峰方面との分岐"
となっていますが、林道は途中からかなり荒廃していて、今ではその途中部分が”林道終点”とされているようです。林道終点には10台くらい駐車出来るスペースがあるらしいのですが、今年は残雪が多い為か、画像のとおり雪の中です。




6:55 剣が峰方面との分岐です。10人ほどの団体さんが陣取っていて標識だけの写真が撮れなかったのでトリミング。その他2、3パーティーがいて賑わってますがここでは休憩せずに先に進みます。



 分岐から先は雪が多く登山道は全く姿を見せませんが地形はよく見渡せます。地図で確認すると登山道は沢を右岸へ横切っているので、早めに右岸に移りました。
 しばらくすると一人分の踏み跡が有り、程なくして所々登山道が見える箇所があったので一安心。一人、先縦者がいるようで踏み跡が続いていました。




 大体、千五百数十メートルくらいの標高だと思いますが、画像のとおり急斜面に雪が広がっていて、どっちに進んでいいか判らなくなりました。
 ここまで来たら稜線も近いだろうと思い切って真上に広がるヤブをこいでみることにしました。雪面のはじを直登したあと、10m程のかなり急なヤブ斜面を両手両足を駆使して四苦八苦してよじ登りました。



 さらにヤブと残雪が入り組んだ斜面を高度計の表示で1,610m辺りまで進みました。右上が明るいので主稜線は近いと思いますが、登りはよくても帰りには道を失いそうです。更に山頂まで行って疲れてから、先ほどのヤブの急斜面で転落なんてことになったら・・・
 ここで引き返すことにしました。
 で、ヤブの中をドロだらけになって、前の画像の雪の急斜面まで降りると、単独行の木柄ピッケルの男性、同じ頃出発した3人組、ご夫婦連れが道を探っているところでした。程なくして彼らが、私の前にいた先縦者の足跡とルートを見つけました。
 (私が変なコースどりして雪面に余計なトレースさえつけなければ、皆さんすんなりとこの辺りを通過していったのかもしれない・・・ごめんなさい)
 この辺りで皆さんアイゼンをつけるようです。私は一足先にアイゼン付けて先に進みました。
ちなみに先縦者の踏み跡を見るとアイゼンつけて無いみたいです。結構急な斜面なのにすごいなぁ。。。




8:15 主稜線に到着です。
 ご覧のとおり、ところどころ残雪があるといったレベルではなく稜線上はすべて雪です。今年は本当に雪が多いみたいです。
  約10年前の3月に上ノ原から武尊山に登ろうとしたことがあって、2泊目のテン場がこのあたりでした。
 樹林帯の中は快適な登高が続きます。しばらくして休憩中の先縦者に会いました。
 トレースがない中を先頭切って登ってきたのはどんな人だろうと思っていましたが、果たして、いかにもベテランな雰囲気をまとった男性の人でした。挨拶をして先に進ませてもらいました。




 ちょっとゆくと急な斜面に出くわしました。約10年前に引き返した斜面です。ちょっぴり感動。あの時と違って雪をかき分ける必要はなくラクチン。そのかわし高度感が・・・ピッケルと前爪付きのアイゼンを装備してましたが、私には恐ろしすぎ。 ピッケルとともに3点支持で雪壁を越えました。
 写真の撮り方がヘタなので、私の恐怖感がこの画像からはきっと伝わらないであろうことが残念。



雪壁を越えると斜面は一旦ゆるやかになります。稜線は岩峰となって雪面から切り立っていていました。左手から雪上をトラバースしても山頂下の稜線まで出られそうな感じでしたが、前方にある岩峰を右手に回り込むと鎖場があったので、コチラを進むことにしました。この画像が鎖場の一個目。




 これが2個目




 3個目・・・一個足りない・・・ガイドブックとかには4個って書いてあったのに、数え間違いか、写真の撮り忘れか、一つは雪の中だったのか・・・
 鎖場のあとは雪上の緩やかな登りとなります。稜線上からは谷川岳から至仏、燧まで山々が見渡せます。山頂直下では夏道が出ていています。シャクナゲが多いのでこの先の花の季節も良いかもしれませんが、5月下旬にこの雪稜の風景というのも、難儀したもののこれに報いるに余りある景色でした。





 9:25 山頂到着!です。到着とともに奇声を上げたら、山頂の一角で景色を眺めてる人がいたのに気づきました。単独行の男性で川場から3時間で登って来たそうです。こちらのコースはアイゼンを使う程の雪はなかったとのこと。また、武尊牧場から登って来た人もさっきまでいたそうです。
 とりあえず記念写真ということでカメラのシャッターをお願いしました。こちらの男性もカメラを取り出したので、シャッターを押しましょうかと聞いたところ、一緒に写りましょうとのこと。気さくな方でした。
 画像を見ると私のザックがもたれかかったせいで、石碑が倒れかけているようにも見えて面白いと思います。




 妻が待っているので山頂滞在は10分程にとどめて下山です。それにしてもすばらしい景色。上越方面の山々はこんな感じです。
 雪壁まで下る間に、ベテラン先縦者、木柄ピッケルの男性、3人組、ご夫婦連れの方達とすれ違いました。今回お会いした皆さんは、みんないい人ばかりな感じで、良い山行でした。
 ちなみに、中には軽アイゼンの人もいたので、あの雪壁をよく越えて来たものだと感動しました。



 
 下りの雪壁も恐怖でした。後ろ向きになって下ったりもしました。
 なんとか臨場感のある画像を撮ろうと何枚か試行錯誤を繰り返して撮ったのがこの画像です。

* * *

 
 で、雪壁をすぎた主稜線の下りでもアクシデント。尾根を快調に下ってそろそろ分岐かなといった辺りで右足のアイゼンがないことに気付きました。早いところ下りたいという気持ちもありつつ、戻ることにしました。幸いにして10数分登り返したところで無事発見。

* * *


 主稜線からの下りでは、登りで迷った雪の急斜面あたりでアイゼンを履きました。林道までは雪面と抜かるんだ登山道が交互に続く感じです。
 途中で、10人くらいの団体さんを追い抜きましたが、やはりこの雪で登頂を断念したとのこと。
 曲がりくねった林道も、残雪をこれ幸いとショートカットしたりして、11:45 駐車場着。

* * *


 今回は想定外の残雪で難儀しましたが、それなりに充実した満足ゆくべき山行でした・・・でも!
 ・登りで無理なヤブ漕ぎをしたこと
.・下りでアイゼンが外れていたことにしばらく気付かなかったこと
.・そして何より妻をひとりぼっちにさせてたこと
を考えると200点減点でマイナス100点の評価として自戒したいと思います。


<おまけ>


 妻と裏見の滝も見物しました。落石の恐れに寄る通行止めで滝を裏から見ることはできませんでした。言わば横見の滝状態ですが、5月のこの時期は融雪による水量が多いのか、結構迫力がありました。




 帰る道すがら。上越方面の雪峰(朝日岳あたりかな?よくわかんねーずら)と、新緑が感動モノだったので写真をぱちり。
 昼食は園原湖畔の"ただち庵"という所で、そばを食べました。山菜の天ぷらとか色々サービスしてくれたので、胃の中からも春を満喫した気分。


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