平ヶ岳(2006.10.15) [登山の記録]
平成18年10月15日、平ヶ岳に行ってきました。
ネットなどで、「禁止されてる」「自然破壊に繋がる」「湿原を踏み荒らす」ってことでインチキ扱いされてる中ノ岐コースからの往復です。
さすがに禁止されてるコースを通るつもりはないので念のため地元自治体に問い合わせたら、禁止はしていない(市では管理していない、お気をつけて)とのことでした。
実際に行ってみても、湿原部分には木道が敷かれているので踏み荒らすといったことはなさそうです。
オーバーユースが問題になるのかもしれませんが、地元の宿に泊まらないと登山口へ送迎してもらえないので、利用者の増加にも一定の歯止めがかかっていると思います。地元に宿をとることは地域の活性化にもなるので、考え方によっては一石二鳥とも思います。
もっとも、耳にした話ではこの日が今年で一番人が多かったそうで百二十人くらいが利用したのでは、とのことでした。
行程
2006/10/15
| 中ノ岐コース登山口 | 5:25 | |
| 玉子石への分岐 | 7:45 | |
| 水場 | 8:05 | |
| 山頂 | 8:30-9:00 | |
| 姫ノ池 | 9:25-9:35 | |
| 玉子石 | 9:55-10:00 | |
| 中ノ岐コース登山口 | 11:50 |
※昭文社の2006年版地図では登山口から山頂まで4時間20分のコースタイムですが、そんなにはかからず3時間くらいが妥当と思われます。
<内容>
3時に起床。3:45にミニバン2台で宿泊した宿を出発しました。通常は4時出発らしいのですがこの日は普段より人出が多くなる見込みということで前倒しで出発です。登山口の仮設トイレ(トレペ付きでした。)は3つなので遅れをとると便所行列に数十分かかることもあるとのこと。

国道352号線も奥只見湖畔をなぞるクネクネ道。そこから入る中ノ岐林道も結構な悪路だった。ミニバンに8人フル乗車ということもあってか、縦揺れが結構激しくて妻も少し酔った模様。途中でマイクロ2台に抜かれて到着した登山口は結構なにぎわいだった。

5:25 登山開始。まだ暗くヘッドランプが欲しい感じ。登山道を進むと河床となり中ノ岐川を丸木橋で渡ります。対岸に移ってからはさっそく急登の開始。
前を行く集団は、香川県から来た40人の団体とのこと。ありがたいことに途中で先に行かせてくれたけど、先頭と後尾の速度差が結構あったみたいで長〜い列。標高1,500mあたりの巨木が何本か生えているところで先頭まで追いついたけど、丁度休憩に入ったところだったみたい。 ここまで約40分。
さらに20分がんばったところで軽く朝食。少し進むとザレて左側に切れ落ちた箇所があった。敢えて危険というのであればこのコース中ではここだけといった印象です。


ザレた斜面からも急登は続きます。小グループと相前後しながら登ってゆきます。だんだんと明るみが増してゆくにつれて付近の山々の紅葉が見渡せます。これは気持ちがいい。
樹木も低くなってきてハイ松の増えたあたりまでくれば山上の庭園は近いです。

木道のある湿原に飛び出したと思いきやすぐに玉子石へのルートへ出ます。玉子石は後回しにして山頂に向かいます。

で、この時期の朝に注意するべきは木道に付いた霜。何カ所か傾斜の強くツルツル滑って前に進めないの場所があったので、そういうところでは殆ど四つんばいになりながら慎重に進みます。
玉子石のルートから程なくして分岐となり左に進むと姫ヶ池。私達は右に進み以前までテント場だった水場を経由して山頂に向かいます。

水場を過ぎると樹林の間の展望のない道ですが、再び山頂付近の湿原に出ると目の前に燧ヶ岳が見えました。この先、山頂へは湿原のなか緩やかな登りが続くので展望に見とれてつまづかないように気をつける必要があります。

8:30 三角点着。 セルフタイマーで記念写真を撮影しました。三角点のある部分だけは樹木に遮られ展望がききません。山頂の先までルートが続いていて何人か姿が見えたので行ってみることにしました。
木道は途中までで、踏み跡がありますがその先は通行止めになっています。山頂より見晴らしがよくいい休憩ポイントです。
で、ここで休憩していた人たちが、偶然にも同じ車に乗って登山口までやってきた男性3人組とご夫婦連れ。男性3人組は同じログハウスの階下に泊まった方達です。
そのうちのお一人が、見渡せる山々を教えてくれました。燧ヶ岳、日光白根、至仏山、男体山、上州武尊、八ヶ岳(あと色々教えてくれたけど、忘れた。)それから富士山。言われてみると確かにうっすらと見える。教えてもらわな
ければ気付きませんでした。
車の同乗者の方達はビールを飲んで楽しんでおられるご様子。私たちは宿でもらったおにぎりを食べました。

あとから何組も登山者が到着しましたが、通行禁止の先に進んでしまう人もいました。注意するタイミングを逸してしまったのが残念なところ。
三角点をみると40人の団体が到着した様子。木道でのすれ違いが難しいので休憩を切り上げて、姫ノ池を目指します。
山頂からおりてゆくと、今度は20人の団体、15人の団体が登ってきました。すれ違いで待たされますが鷹巣からもぼってきた人からみれば、中ノ岐コース利用者一括りで百数十人の団体にみえるかもですね。

姫ノ池に到着すると誰もおらず静かな雰囲気。ゆっくりお茶でも飲もうということになりました。で、ここで誤算。ちょうど湧かしたお茶を淹れ終わったところで早くも40人の団体さんが到着。写真撮影のジャマになってたみたいなので急いでお茶を飲んで今度は玉子石を目指します。

この頃には木道の霜も溶けつつありましたが、日影ではツルツル滑ります。行きに寄らなかった玉子石を見に行きました。
玉子石の先にはちょっとした池塘が広がっていい景色。自然の造形ってすごいですねぇ。
ここで単独行の男性に会いましたが、鷹巣から約4時間で山頂までいったとのこと。山座同定して教えてくれた人も鷹巣から4時間で登ったことがあると言っていました。早い人はトンデモない時間で登ってしまうのですね。
さて、本ルートを振り返り見れば40人の団体さんが下って行くところ。40人の団体さんの後となると下山後もトイレ行列となったりして大変そうなので早々に下りにとりかかります。結構、急な傾斜の下りを滑らないように慎重に降りてゆきます。

結構な傾斜での下りです。光線の関係か登りよりも下りの方が紅葉が美しかったです。しばらくして団体さんに追いつくと後尾についた添乗員さんが気の利く人ですぐに先に行かしてくれました。例によってちょうど先頭まで着いたあたりで団体さん達、休憩に入った模様です。
団体さんをやり過ごして少し行くと登りにも行き会った2,3組の小グループが休憩中。団体さんを見た?と聞かれたので上で休憩していたと伝えました。やはりこの人たちも追いつかれないように気にしながら降りている様子です。

で、この辺りから、妻が体調を崩しペースがガタ落ち。
標高を下げて行くに連れて何とも見事な紅葉なのにだんだんと景色をみる余裕も失せてきた模様です。
途中で何度か休みつつダマシダマシ下り続けて登山口着。辛さに耐えてよくがんばった、感動した。
11:50 登山口到着。それでも妻の体調は復することなく大変だった。
宿のご主人、車に同乗した男性お三方、石川からのご夫婦、いろいろとお気遣い済みませんでした。本当に助かりました。
ちなみに中の岐林道の紅葉はなかなかの見モノ。きれいな渓流に映える紅葉は素晴らしかった。銀山平の宿でウォーキングツアーとかやっても人気がでるのでは、と思います。
おまけ
宿近くの白銀の湯に入ろうとしたけど、超混雑というので、小出IC近くの薬師の湯へ行きました。ここで食べたソバは割と美味しかったです。





山どんから来ました「やま」です。
10/15日は私達も平ガ岳を遠くにみて銀山平をとおってきました。
平ガ岳、きれいな写真ですね。行ってみたいです。
では。
by やま (2006-10-17 20:01)
どうもです。燧裏林道?というところに行かれたそうですね。
私は会越国境というのでしょうか、このあたりの地勢には疎いもので352号線の難路っぷりにしびれました。
奥只見湖あたりは紅葉が綺麗でしたね。
by (^-^) (2006-10-18 20:07)
あの日は、青空に恵まれましたね〜! 富士山も見えて、あんなに展望のいい山だと思っていなかったので感動でした! 奥様、よく頑張りましたね。とっても辛そうでした・・・。奥様のリュックを脇にかかえて歩く(^-^) さんの姿をよく覚えています。たくましかった!
by komako (2006-10-25 11:00)
どうにか下山出来て良かったです。(妻)
さて、次はどこの山に・・・(夫)
by (^-^) (2006-10-26 00:42)