So-net無料ブログ作成
検索選択

富士山の途中まで(2007.8.25) [登山の記録]

昨日の平成19年8月25日、妻のたっての希望で富士山に行きました。
 私は今回で五回目の富士登山です。妻も雨の日に一度中の日帰りをしたことがあります。今回はご来光を見たいというので富士山では初めて山小屋泊まりの計画を立てました。
 二週間ほど前に吉田口の七〜八合目あたりの山小屋に予約の電話をしたらどこも満室でした。あらゆる山小屋に電話をかけたところ富士宮口の九合目五勺の胸突山荘の予約が取れました。

そんな訳で今回は「楽して登る」をテーマに、朝に五合目を出発してゆっくり登って
・調子が良ければ1日目に山頂を極めてから、九合目五勺に降りて宿泊。翌朝に御来光を見て下山、
・調子が乗らなければ、1日目は九合目五勺で宿泊、早起きして山頂で御来光をみて下山
といった計画にしました。


<行程>

2007/8/25

・ゆき ・かえり 
駐車場所   7:00
三合目   7:10
四合目   7:55
五合目   8:25-55
六合目   9:20
新七合目  10:11
元祖七合目  10:59
八合目  11:50-12:30
九合目  13:00-
九合目  -14:00
五合目  16:17
駐車場所   17:35




<内容>


 自宅を出て東名高速に乗り途中の足柄SAで朝食のおにぎりなどを買ったあと御殿場インターでおりました。
 ここから下道で冨士宮口を目指します。水ヶ塚公園を過ぎて右折するとあとは新五合目までの一本道となります。路肩には「新五合目まで渋滞4km」との看板が出ていました。やはりマイカー規制終了後初の土日なので混んでいるのでしょうか。
 三合目を過ぎたあたりでは歩き出しているパーティーもいました。何とも物好きな人たちだろう、とその時は思いました。
 そのあとすぐに、新五合目まであと5kmの地点でとうとう渋滞後尾に行き当たりました。車列はウンともスンとも動きません。2台程Uターンして引き返して行きます。ほどなく歩き出しているパーティーがやってきたので窓をあけて聞いて見ると、
 ”頂上まで渋滞がつながってるだろうから歩いた方が早いよ”
とのこと。う〜む。困った。このあいだ富士宮口の渋滞をニュースで見たけど8月下旬にしてこれほどとは・・・。
 車の中でじっと待つより歩いた方が早いかもしれない。
 意を決してUターンして300mほど手前の路肩の広場を目指し引き返しました。





 決断が早かったのが幸いして残り2、3台で満車になってしまうところで何とか車をとめることが出来ました。隣に停めた静岡ナンバーの車は老夫婦と若人(お孫さんかな?)の3人パーティー。富士山には年に6回登ることもあるというベテランチームでした。こんな経験者たちもこんなに道路が混んでいるのは初めてのこと。
 まぁ、画像のとおり天気は上々だし、贅沢ばっかりも言ってられないですね。





7:00、準備を整えて出発します。少し歩くと三合目です。せっかく最短ルートを選んだのにまだ標高2,000m。
更に歩いて先ほどの渋滞の列の横を歩きます。すると300mほど進んだところに警備員さんが立っていてそこで車を止めてトランシーバーでどこかと連絡をとっていました。
 更に進むと下り車線側の路肩にはぎっしりと縦列駐車の列ができていました。
 どうやら片側車線が塞がった状態のために何十分かおきの片側交互通行にしていたみたいです。
 つまり、あのまま渋滞に並んで待っていれば新五合目近くまで行けたということ。ガッビーン・・・・。





 で、まぁ歩き出して戻るのも何なのでそのまま歩くことにしました。意外にも嬉しいのが道路脇の植物が花盛りでいろいと咲いてたということ。ベテランの静岡ナンバーチームがいろいろと詳しくて名前を教えてもらったりもしました。他にも外人さんやら単独行者やら走ってる元気な学生さんなど幾つかの歩いているパーティーがいました。勝手に親近感を抱き励まし合います。





8:25、1時間半近く歩いて新五合目に到着しました。老若男女入り乱れた観光地然とした風情は富士山ならではでしょう。ここで朝食とともに休憩です。
 当初の予定では高度馴化のために一時間ほどの大休止をとるはずでしたが、既に1時間半ゆっくり歩いてきたので休憩は30分程で切り上げて出発することにしました。





8:55、新五合目を出発です。他の登山者と言うか観光客のみなさんは元気に登ってゆきます。ペース配分とか考えてないのだろうか・・・と勝手に心配。
 今回はたっぷり時間があるのでいつもよりさらにペースを遅めにしてゆっくり登ります。





9:20、六合目に到着しました。妻がトイレだけ借りて休憩はせずに七合目を目指します。ここから本格的な登り道となりますが、行く手をみると人人人。青い山至る所人間ありですな。





 六合目を出るといよいよ本格的な登りに突入です。これまでに我々を抜いていった観光客たちも途中途中で座り込んだりしています。もっとゆっくり登ればいいのに。前回登ったのが九月だったからか富士山は不毛の山肌という印象でしたが、意外にも山腹にいろいろ花が咲いていてきれいでした。
10:10、新七合目に到着しました。トイレだけお借りして通過したのであまり印象に残りませんでした。このあとも急坂は続きます。





 下山者に挨拶すると8割方、”がんばってください!!”と励まされます。その度に”いえいえ頑張りません、タラタラ登ります”と応えてます。
 今回の富士登山のキャッチフレーズは「がんばらない富士登山」で行こうと決めました。





11:00、元祖七合目に到着です。小屋の前は混雑しているので少し進んでから腰を下ろします。ゆっくり登ったお陰でまだ疲れは出てきません。
 軽くお腹が空いてきたので次の山小屋で昼食&大休止にしようと申し合わせて10分ほど休憩しました。
 実はここの山小屋である"山口山荘"のうどんを昼食にしようと考えていたのですが、看板の「元祖七合目」という文字だけを気にしていて、ここが山口山荘だということに気が付きませんでした。





 八合目までの登りとなると、座り込んだり歩いたりの繰り返しとなる登山者が増えるようです。六合目あたりで元気よく歩いていた人が道ばたでゲレゲレ吐出している姿も目撃しました。
 調子が出てくるとついついスピードを上げそうになりますが、それを抑えるのが今回の「がんばらない富士登山」のミソ。
11:50、八合目に到着です。さて昼食にしようと覗いてみるとカップヌードルしか置いていない模様。中で食事の提供をしていないのか聞いてみてもないとのこと。ちょっとがっかり。
 ひとまず持参したせんべいを食べて大休止です。
 やはり疲れを自覚していなくてもそれなりに疲労しているのかもしれません。妻は眠いといってその場でうたた寝を始めました。私も座ってじっとしてると眠くなったので軽く寝ておきました。
 そんなこんなで一時間弱ほどの大休止となりました。




 やはり、大休止をとると体はだいぶ軽くなりますね。次なる山小屋を目指し出発です。今度こそ山小屋で昼食だ!!
 九合目までの間は、休憩こそとらないものの意識して呼吸をとるようにしました。体はそれなりに疲れているようで心なしか立ち止まって水を飲む回数も増えたような気がします。





13:00、九合目に到着。妻は例によってそこらの写真を撮りたかったみたいでしたが、まずは待ちに待った昼食です。万年雪山荘という小屋に入ってそれぞれ800円の玉子うどんとたぬきうどんを頼みました。
 ちなみに万年雪山荘のホームページはかわいいデザインで「赤いジャンパーを着た従業員には気軽に声をかけてね」と書いてあります。実際の従業員のアンチャンはヤ○キーっぽい感じで"気軽に"声をかけられるような雰囲気ではありませんでした。話してみればいい子達かもしれないのですけど。





 しばらくして、注文したうどんが出来上がったのに妻が箸をつけません。聞いてみると元祖七合目あたりから頭に違和感があったとのこと。
 それって高山病ではないか・・・。後頭部に違和感ならお笑いネタなんだろうけど。
 とりあえず私だけうどんを食べていましたが、妻の様子は時が経つとともに悪化の一途の模様。こちらからの問いかけへの受け答えもしんどそうです。これは確実に高山病なんだろうな・・・。
 小屋の中で座っていても好転しないなら降りるしかないのでしょう。
 携帯で九合目五勺の小屋にキャンセルの連絡を入れ下山することにしました。
 うどんを二人前食べることができて私の胃腸はご満足でした。





 さて、下山ですが富士宮口は上り下り同じルートなのですれ違いが厄介。単調な下りが延々と続くので面白くもなんともないです。
 登ってくる人の中に、ビーチサンダルをはいた若人やスーツを着た方を発見。これも富士山ならではの風景なのかな。。。
 妻は頭痛がありながらも足腰の筋力にはまだまだ余裕があったそうなので無事に五合目まで降りることができました。





 五合目についてもまだ山行は終わりません。5kmと数百mの舗装路を歩いて車をとめた三合目の下まで戻らねばならないのでした。妻の体調も大分回復してきたようで路傍の花をパチパチ撮っていました。
 途中で誰か車に乗った人から”乗っていきなよ”と声かけてくれないなか〜と妄想しながら下ってゆきます。
 途中で、朝に同じ駐車場所を出た同志とも行き会いました。二人連れの方達でしがたが彼らも八合目まで行って断念したそうです。

 距離、標高差でいえば五合目から山頂に行ける分を三合目から歩いていたのが悔しいところ。勝手に仲間意識
を持ってしまいました。


 17:35 駐車場に到着しました。今回は「がんばらない富士登山」をテーマにしたつもりでしたがさすがに五合目から三合目下までの車道歩きは精神力が必要でした。
 車に戻って靴を脱いでいると隣の静岡ナンバーベテランチームも戻って来ました。彼らは剣ヶ峰まで登ってきたとのこと。すごいな〜。快挙ですね




 

下山後のこと



 せっかくなのでどこかに泊まってゆっくりしようかとも思いましたが、時間も遅いのでご飯を食べて温泉に浸かって帰ることにしました。
 持参した「るるぶ」を見て「大野路」という裾野市にある和食屋さんへ行きました。るるぶで見ても結構いいお値段のお店のようでしたが、山小屋宿泊代も浮いたことだしちょっと贅沢しようということで行った次第であります。
 で、実際に行ってみると予想どおりのいいお値段でしたが、お味の方はフッツーでした。残念。
 同じ敷地内に立ち寄り温泉があったので悪い予感を感じつつも行ってみました。
 で行って見ると味のあるというかB級スポット的な趣きのある軽く個性的な感じのところ。温泉ではなく麦飯石やらを使ったものだそうです。
 男風呂に自然の巨木を立てて、その上が湯船になっている天辺風呂というものがありました。チャレンジしてみましたがなかなかワイルド。はしごを登って湯船に入るのですがお尻は周りの建物や駐車場から丸見えとなります。誰も見てないでしょうけどね。そんだけ見晴らしが良いです。
 女風呂にはそれより高い櫓の上に天空風呂というものがあります。半ばアスレチック的なところですね。隙間から男風呂や駐車場から見えてしまいそうだったらしいので妻は入らなかったとのこと。
 同じ敷地内にキャンプ場もあるので、キャンプしに来ている家族連れにはおススメかもしれません。
 あまりシャワーの出がよくなかったり、醸し出す雰囲気が微妙だったので私たちはもう行かないです。


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。