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白山・一日目(2007.9.22) [登山の記録]

平成19年9月22日、白山へ行きました。
 今回はGWに奈良へ行ったときと同じメンバーで、妻、その友人のアスリートさん、その旦那のカヌーイストさんとの4人での山行です。このうちアスリートさんは金沢出身で子供の頃に2回登った経験者でした。
 一昨年に山歩きを再開してからはずっと日帰りでしたが今回久しぶりに山中で宿泊することになりました。実に11年ぶり。ご来迎、ご来光、温泉、回転寿司と盛りだくさんでなかなか充実した内容となりました。
 行きは別当出合から砂防新道を通りエコーラインで室堂へ上り、帰りは観光新道で降りるコースです。

<行程>

2007/9/22
別当出合  10:00
中飯場  10:37-50
甚之助避難小屋  12:12-50
南竜分岐  13:08
(エコーライン経由)  
室堂  14:40-15:10
御前峰  15:48-16:15
室堂  16:50


2007/9/23
室堂   4:30
御前峰   5:05-6:00
御池めぐり  
室堂   7:10-9:00
黒ボコ岩  10:07-16
(観光新道経由)  
別当出合  12:29



<今回の主な持参装備>


特筆すべき装備はありません。初秋の時季の山小屋泊なので参考までに服装を書いておきます。
【私】
 行動中:主にTシャツ、長ズボン。
 山小屋:上記に加え、長袖Tシャツ、薄手フリース。
 ご来光見物:上記に加え、雨具の上着。手袋と目出帽も使用。
【妻】
 行動中:主に薄手の冬山アンダーウェアの上に半袖Tシャツ、長ズボン、CX−W。
 山小屋:上記に加え、薄手フリース、屋外では厚手フリース。
 ご来光見物:上記に加え、雨具の上下を着用。手袋とニット帽も使用。



<内容>


 22日未明に友人夫婦に我が家まで来てもらい、その車に乗って関越、上信越道を経由して北陸道を走ります。
 行きは私が運転しましたが、石川県に入ったあたりで燃料切れの警告灯が点灯しました。とりあえず目的の金沢西ICまでいって高速を降りましたが、なかなかガソリンスタンドが見つからずパニクリました。

 私が所用時間を読み間違ったために金沢についたのは7時過ぎで市内は結構混雑していました。朝ごはんの時間などをゆっくりとることも考えて次に行くときは8時間くらいは見ておこうと思います。
 途中のコンビニで朝食、昼食、翌日の予備食を購入してました。




 9時過ぎくらいに市ノ瀬に到着しました。マイカー規制中なので登山口の別当出合まではシャトルバス(400円)に乗り換えます。9:30発のバスで所要は20分ほどでした。市ノ瀬の手前も何カ所か細い箇所がありましたが、バス区間の山道はクネクネの細い道なので自分で運転せずに済んでよかったな、とも思いました。




 別当出合に到着しトイレ等の準備を済ませました。前日にチェックした天気予報では明日の天気があまりよくなかったのですが、別当出合の事務所に最新の予報が貼り出してあって、予報が好転していることを確認できました。
 10:00 別当出合を出発です。初めに吊り橋で左岸に移ります。




 もう花の時季は過ぎているかと期待はしていませんでしたが、ところどころにまだ花が咲いていて、さすが白山だなぁという印象です。樹林帯をゆるゆると登ってゆきます。時折、砂防工事の現場が見えて工事の音が響きます。




 初めの目的地である中飯場までは標高差300mほどでしたが思ったより楽に到着しました。
 ここには立派なトイレと水場があります。砂防新道は室堂に行くまでに中飯場、甚之助小屋と休憩適地が沢山あるのでありがたいです。




 中飯場を出て砂防工事用の道路の通るトンネルの上を越えます。巧みに岩石が配置され植裁を利用して少しでも道路が見えないように工夫されていました。
  この先は急な登りとなります。登山道には階段状に石が敷き詰められていてよく整備されています。先のトンネルもそうですがお金がかかっているなぁという印象でした。




 別当覗にはロープがかかっていてあまり近付けませんでした。ガスが出てきていたので近付けても展望は良くないのですけども。
 別当覗を過ぎるとだんだんと樹木も低くなって高山らしい雰囲気になってきます。
急登が終わり緩やかになったあたりにベンチのある広場がありました。ここで休憩しようかとも思いましたが下山者に甚之助避難小屋はもう近いと聞いたので、避難小屋へ行き昼食をとることにしました。




 到着した避難小屋にも立派な水場とトイレがありました。ところどころガスが湧きながらも蒸し暑いので小屋の中で休憩しました。中はヒンヤリとしていて心地よかったです。
小屋の中にはジーンズにスニーカーのカップルがいました。白山は他の山と違って軽装の一般客が多いような気がします。おそらく地元の方だと思います。
 軽装の是非は別にして、市ノ瀬の駐車場には石川ナンバーが多かったし白山は人里離れた高い山なのに地元の人に愛されているのだなあと思いました。




 甚之助小屋を出るとガスが濃くなってきていて先行きが不安になりました。
ひとまず南竜分岐を目指し九十九折れの道をゆるゆると登ります。高度を上げるにつれてガスが薄くなって行くのでほっとしました。




 南竜分岐のあたりでガスの上に出たようです。 エコーラインへ行くので分岐からは山腹を横切って行きます。時折雲の隙間からのぞく景色が素晴らしいです。




 南竜山荘が見えてくると更に景色が良くなります。山荘の建つ台地周辺は森林限界の上であたかも草原のようです。エコーラインに左折するとまた急登になりますが景色がよいのでさほど苦にはなりません。9月下旬とはいえ、そこかしこに花が咲いているのでいやされますな。花の最盛期にはどんなになっているのだろう!




 急登が終わると木道の敷かれた平原、弥陀ヶ原です。その先に聳える山頂の御前峰は青空の中でした。天気が良いので今日のうちに登頂することにしました。
 弥陀ヶ原を過ぎて室堂までの最後の急登である五葉坂を登ります。後から五、六歳くらいの元気な男の子がきたので負けないように頑張りました(この子の家族とは室堂で同じ部屋になりました)。白山は家族連れも多かったですね。




14:40 室堂に到着し、まず小屋で宿泊の受付をしました。夕食の時間が17時20分とのことだったので、それまでの間に御前峰への往復をすることにして案内された部屋に余分な荷物を置きました。




 御前峰への登り口は室堂の神社の鳥居をくぐった先です。神社でお参りしてから御前峰へ向かいました。登山道は階段状に石が積み重ねられていて歩きやすいので、これなら明日にご来光を見に行く際にも安心だな、と思いました。




登り出すと残念なことにガスが湧き始めてしまいました。カヌーイストさんと私が先に登って晴れてるうちに写真を撮っておこうことにしたのですが、私は急ぎすぎてバテてしまい結局は女性達とともに山頂に向かうのでした。




15:48 山頂到着です。 案の定、雲の量が増えてしまっていて眺望は有りませんでした。
山頂の標識で写真を撮ったりしてると、カヌーイストさんが霧に人影が映っていることに気が付きました。




 見ると、太陽を背にした我々の影が反対側のガスに映っています。
太陽が雲に隠れたり出るのにつれて影も現れては消えるので、その度に「ブロッケン現象だ!!」と大喜びしました。
 ※ブロッケン現象(=ご来迎)とは、「人の影」に加えて「虹色の光の輪」が現れる現象を言うそうですが、この時の私はそれをしらず、人影が見えただけで、「ブロッケン!ブロッケン!」と騒いでいたので恥ずかしいです。
 あとでデジカメの画像を確認したら、うっすらと虹色の光の輪が映っていたので結果オーライです。

 ここ白山は信仰の山だけに「ブロッケン現象」というより「ご来迎」と呼びたいですね。青空の山頂もいいですが、私にとって初めてのブロッケン現象だったのでとてもエキサイトしました。信仰の山に神秘な現象の組み合わせ、これ最強ですね。




 室堂に戻り寝場所を整えたあと夕食へ。食後はテラスでのんびりしたあと20時の消灯前には床につきました。なぜか小屋内が暑く22〜23時頃には多くの人が暑い暑いといって起きていました。
 私は久々の山小屋泊まりに興奮して眠ることができず、持参した焼酎を飲みつつ、しばらく小屋の外を散歩してました。雲で星空は見えなかったので翌朝のご来光がどうなるか心配しながら床につきました。


山小屋について


・一泊二食付き 7,700円
・夕食は受付時に渡された食券に記載の時間。
・朝食は6:00〜8:00までに食堂に入ること。
・食事のメニューは画像のとおり。
・予約をするとふとん一枚分のスペースがあてがわれる。毛布3枚(私は暑かったので全部下に敷いて何もかけずに寝ました)。枕カバーは新しい清潔なものがかけられていました。
・受付、食堂、郵便局、医務室等が近年建て替えた新しい建物に収まっている。
・宿泊棟は別棟で、従来からの古い建物の模様。
・宿泊棟には乾燥室があった。また女子更衣室もあったけど、普通の部屋を充てていたので多客期には客室になるかもしれません。
・消灯は20時。
・小屋のスタッフのみなさんはとても感じが良かったです。



受付のロビーと宿泊棟概観です。



夕食と朝食です。



廊下と宿泊した部屋です。

二日目はコチラをクリック

白山の花などはコチラをクリック


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コメント 4

KAUZU

お久しぶりです。
順調に百名山踏破に近づいていますね!
こちらは、連日の深夜残業で深夜ドライブする体力を失い、土日は寝ていることが多くなってしまった。。。
そうこうしているうちにハセツネまで一ヶ月となり、そろそろ試走を含め頑張らないと。と思ってます。
by KAUZU (2007-09-22 22:46) 

(^-^)

どうもこんにちは。
 連日の残業とは大変ですね。ハセツネ前は仕事が落ち着いてるといいですね。
 ここのところずっと暑いのでまだまだ夏の気分でいたら、もうすぐ10月です。あっというまに山歩きのシーズンが終わってしまいそうで残念です。
by (^-^) (2007-09-24 08:14) 

KAZU

こんにちは。
来週はもう10月ですものね。そういえば、昨年10月初旬に爆弾低気圧が来て北アルプスで遭難者が出たのを思い出します。私はその時南アルプスでしたが、強風と寒さでどうなるかと思いましたよ。

今年はあまり山登り(遊び)はできない分、ハセツネは完全燃焼したいですね。23日に雨の降る中、三頭山から御前山の往復試走してきました。距離が短かったのでどうということはなかったですが、あれを70キロ以上走るとなると結構しんどいですね。

ところで、ご存知でしたら教えてほしいのですが、武蔵五日市駅近辺に駐車場とかありますか?今度試走に行くときはスタート地点から鞘口峠まで走り、バスで駅に帰ってきたいのですが、どうもあの駅の付近は良く分からなくて。。。
by KAZU (2007-09-25 00:09) 

(^-^)

こんばんわ。
 去年の3連休は最終日に鳳凰三山に行きました。
 この日は天気が良く、北アルプスまでよく見えたことを憶えています。前日までに死者を出す程荒れたのに快晴で、一日の違いでこうもかわるものかと思いました。

 五日市ですが・・・もう10年以上足を踏み入れてないのでどうなっているか判りません。済みません。
 
by (^-^) (2007-09-26 01:22) 

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