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水晶岳、鷲羽岳、黒部五郎岳(2008.10.12)北アルプス山行二日目 [登山の記録]

北アへの山行二日目です。
一日で水晶岳、鷲羽岳、黒部五郎岳と三つの百名山を回ることができました。

予定では
 この12日に水晶岳、鷲羽岳を往復し三俣山荘に宿泊、
 翌日13日に黒部五郎岳を往復し、新穂高へ下山、
と考えていましたが、コースタイムから考えると13日はかなりの強行軍になりそうです。しかも週明けは仕事が忙しなるということもあり、前夜からさんざん悩みました。場合によっては黒部五郎岳には行かずに今回は水晶岳と鷲羽岳のみにしてそのまま下山しようかとも考えていました。
 

<行程>


2008/10/12
三俣山荘   5:50
黒部源流   6:13
岩苔乗越   7:01
水晶小屋   7:35
水晶岳   7:57-8:08
鷲羽岳   9:19
三俣山荘   9:51-10:11
黒部五郎小舎  11:25-29
黒部五郎岳  12:56-13:10
黒部五郎小舎  14:12
三俣山荘  15:44





<内容>


DSCF5479.jpg
 朝、5時前に起きました。とにかく寒くて寒くて洗面所の水道は凍っているほど。なかなか出発する気が湧いてきませんでした。
 で、前夜に朝昼の弁当を受け取っていなかったことに気がつきました。食堂に行って従業員の方に聞いてみたところ、弁当は全て前夜のうちに渡しきっているのでもう無いとのこと。早速作って下さるとのことでしたが、とにかく寒かったし食堂での朝食も5時半からだったので、朝は弁当にせず食堂で食べることにしました。食堂で食べたおかげで体が暖まりました。不幸中の幸いでした。
(この時の従業員の方のご対応は親切で丁寧で勉強になりました。)




DSCF5481.jpg
 三俣山荘から水晶岳、鷲羽岳を回るには次のルートが考えられます。
 A 三俣山荘-鷲羽岳-水晶岳(同じコースを往復。)
 B 三俣山荘-黒部源流・岩苔乗越経由−水晶岳-鷲羽岳-三俣山荘
 C Bの逆コース。
コースタイムをにらめっこするとBのコースが最も所要時間が少ないようです。
 まずは黒部源流へ下りて岩苔乗越を目指すことにしました。
 早朝の冷え込みで濡れた登山道は凍てついていました。黒部源流へは慎重に下りてゆきます。




DSCF5486.jpg
 黒部源流から岩苔乗越まで登ります。開けた沢沿いの登りなので気持がよいです。
 振り返ると画像のとおり三俣蓮華岳がよく見えました。




DSCF5494.jpg
 岩苔乗越から主稜線に合流し、水晶小屋を目指します。途中でハートマークの石を見つけました。
 水晶小屋は閉まっていました。荷物を置いて空身で水晶岳を往復します。




DSCF5512.jpg
 水晶岳へのルートは始めは伸びやかな稜線散歩ですが、そのあとは切れ落ちた岩稜歩きになります。ストックを持っていったけど手ぶらの方が良かったかも。途中ではハシゴなどもあります。悪天候の時にはあまり歩きたくないところ。




DSCF5499.jpg

  水晶岳に到着です。北アルプスのど真ん中という印象。どこを向いても名だたる名山がおわします。これはイイ!
 
 ほどなくしてテント装備の若者が到着しました。いろいろと教えてもらいましたが、昨日、三俣山荘から黒部五郎岳まで片道3時間で行って来たとのこと。どうやらコースタイムはかなり甘めらしい。
 



DSCF5513.jpg
 水晶小屋に戻りザックを回収。鷲羽岳に向かいます。行く手にはワリモ岳、鷲羽岳のそれぞれに急登が待っていることが見て取れました。しんどいなぁ。
 画像はワリモ岳付近から見た鷲羽岳です。私の嫌いな言葉は”登り返し”です。




DSCF5514.jpg
 鷲羽岳到着。歩きながら思案を重ね、翌13日に黒部五郎岳に寄ってから新穂高まで下山するとたらかなり体力を消費してしまう。水晶岳で有った若者によれば黒部五郎岳へはそれほど時間がかからないらしい・・・いっそのこと今日のうちに黒部五郎を往復してしまえばいいんジャマイカ??




DSCF5515.jpg
 鷲羽池です。このまま下山すれば10時には三俣山荘に着きそう。急いで下ることにしました。
 9時50分に三俣山荘に到着。お弁当の1/3を食べて中休止。
 小屋で宿泊の手続きを済ませ、黒部五郎に行くと告げて再出発であります。




DSCF5517.jpg
 昭文社の山と高原地図には、三俣山荘から黒部五郎への巻道に”迷”マークが着いています。
 確かに画像のとおり雪渓とガレ場を通過する場所があって、早朝の暗いうちにここを通過しようとしたら、ルート探しに手間取っていたかも。やはり明日に持ち越すより今日のうちがいいだろう。




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 三俣蓮華からの稜線に合流。行く手に目指す黒部五郎岳(・・・遠い)を見ながらテクテク歩き。
 はじめのうちこそ広々とした稜線ですが、黒部五郎小舎まで、一気に300m近い標高差を下ることになります。水晶岳で会った若者も帰りの300mの登りが核心部と言っていました。




DSCF5525.jpg
 三俣山荘から1時間15分で黒部五郎小舎に着きました。ここで軽く休憩。
 さて、ここから黒部五郎岳まではコースタイムにして2時間半。本当に2時間半かけてたら日が暮れてしまうし、かといって飛ばしたら、帰りの急登でバテてしまう・・・。もうマイペースで登るっきゃない。




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 行程の短いカールコースを行きます。始めは低木の樹林帯でしたが、それを過ぎてカールに入ると視界が一気に開けます。巨石と幾筋もの沢筋の雰囲気がいいなぁ。この夏にいったトムラウシ公園みたいな雰囲気を感じました。
 カールの底までは程よい斜度の登高で順調に高度を稼ぎます。カールの縁というか稜線に上がる手前はつづら折れの急登だけどマイペースを維持して登り詰めます。
 カールの縁に出てしまえばあとは山頂まであと僅か!!



DSCF5529.jpg
 
 黒部五郎岳到着!!!
 確かに水晶で会った若者の言うとおりコースタイムはかなり甘めみたい。三六〇度の展望を楽しみながらここで昼食としました。

 昼食後はとっとと下山。まずはカールの底まで。飲料水が尽きてきたので小沢で補給(水場マークあるけど本当に飲めるのか少し心配)。黒部五郎小舎まで順調に下りました。

 黒部五郎小舎からが本日のメインイベントであります。疲れた体には辛い300mの急登をジワジワ登ります。
 ゆっくり登ったおかげで予想よりも楽に三俣山荘まで戻ることができました。




DSCF5560.jpg
 連泊なので一泊二日8,400円と500円引きとなります。
 夕食のメニューもご覧のとおりハンバーグではなくエビフライになります。憎いねぇ。
 で、ご飯を食べていたら志水哲也さんという有名なカメラマンが来ていると隣にいたカップルが教えてくれました。
 有名人といっても私は不勉強なので存じ上げずピンときませんでした。むしろ隣のカップルの女の子の方が可愛かったので中高年の多い昨今の山の中では貴重だなと思いました。

 前夜は布団に入るなりドロのように眠っておりましたが、この日は疲れすぎたか浅い眠りでした。
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