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薬師岳(2009.8.3) [登山の記録]

平成21年8月3日、薬師岳を単独で日帰りしてきました。

 天気を案じていましたが、雨に降られず登って降りてくることができました。嬉しいです。
 昨年11月(→クリック)リベンジを果たせました。
 そして山頂からは、昨年10月に登った水晶岳、鷲羽岳、黒部五郎岳を一望する事が出来たので言うことなしです。それらの山々の手前には雲の平がありました。いつか行きたいなぁ…。



<行程>


2009/8/3
・ゆき ・かえり 
折立   6:33
三角点   7:35-39
太郎平小屋   8:56-9:11
薬師岳山荘  10:15
薬師岳てっぺん  10:45-
薬師岳てっぺん  -10:53
太郎平小屋  12:03-12:12
折立   13:51




<今回の主な持参装備>


ストック、その他の小屋泊まり用装備類。

 前回の五竜岳の時のように、ローカットシューズに日帰り用の装備だけで軽快に登ることも考えておりましたが、天候不良の際には小屋泊まりしてでも確実に登頂を果たすため、小屋泊まり前提の装備で臨みました。
 何しろ一度登頂に失敗しているし、東京からのアプローチが長過ぎるから二度と来たくはないし。



<山行内容>


DSCF8716.jpg

 日曜日の夜に出発し関越、上信越、北陸道を立山ICまで。休日特別割引の恩恵を享受しました。
 インターを降りてから、途中のコンビニで食料を買い出し、有峰林道の亀谷料金所には3時前に到着しました。ちょうど係の方がいたので、聞いてみたらゲート前に駐車してOKとのこと。有峰林道は6時から20時までの通行となるので開通となるまで、車内で仮眠をとることにしました。
 なお、料金所手前には駐車場とトイレが整備されています。
 6時になったら通行料金を1800円を払って画像のとおりポールポジションから出発です。



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 有峰林道は途中で何カ所か信号による片道通行区間などはありますが、総じて走り易い道で約30分弱で折立に到着しました。林道がもう少し早い時間から通行できれば、早発ちできて夏山では安全だと思うのだけど。繁忙期だけでも早朝営業してくれないかなぁ。
 林道走行前に準備をしておいたので、車を降りたら靴を履いて準備運動するだけで出発です。ローカットのトレランシューズで行こうか山靴で行こうか悩みましたが、万が一天候が悪化して泊まりがけになっても確実に山頂に行けるように今回は山靴にしました。
 登山口で予め記入しておいた計画書を提出して出発であります。



DSCF8718.jpg

 折立から暫くは樹林帯の木の根が這った歩き辛い登山道の急登です。昨日まで雨が多かったためか、そこかしこにヌカルミや水たまりがあって歩き辛いです。山靴にしておいてよかったと思いました。
 また、前夜に折立や林道途中の有峰ハウスやらに泊まったと思われる人達を、登り始めてすぐに追い抜かしました。折立に前泊するならもっと早い時間に出ればいいのに。もったいなぁと思いました。



DSCF8719.jpg

 昨秋も見かけたARALE?ちゃんのイラスト看板。4代目だそうですが、エリカ様のギャートルズ衣装のようなものをお召しになられています。



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 約1時間で樹林帯を抜けて三角点に至りました。晴天の中、目指す主稜線が見えます。前回よりも荷は軽いので調子が良いみたいです。
 ただ、どうにもお腹が空いてしまって、どうしようもないので、持参したおにぎりを一つ食べておきます。



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 三角点を過ぎると比較的眺めのよい尾根道となります。また、登山道自体もよく整備された歩き易い道となりました。
 で、この辺りから、左足の踵がヒリヒリしてきました。イヤな予感がするけど、まぁ、今回も気にしないことにしておこう。



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 標高1934mのピークを過ぎると一旦下りとなり、再び樹林帯の中に入ります。
 鞍部からの登り返しに喘いでいると前方からふと熱視線。先を見やれば、カモシカさんがこちらを見つめていました。
 デジカメを取り出した時にはもう遅く、脇のブッシュへ逃げてゆかれましたが、記憶モードで描き足しておきました。だいたい、カモシカってこんな感じで合っていると思いますけども。得体のしれないケダモノになってしまった。



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 樹林帯を過ぎて、ふと振り返れば雲海でした。きっと朝のうちはもっと綺麗だったのだろうな。やはり山上で一泊して、夕焼け、星空、朝焼け、日の出、雲海をセットで楽しむのが一番なんだろうな。



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 標高2,000mあたりからは尾根も幅広く緩やかになりました。雲海上のプロムナード、のんびり漫歩といったキャッチフレーズが頭に浮かんでくる様なのんびりとした尾根歩きです。尾根上の池塘や周りの高山植物が癒してくれます。ここって癒し系の尾根なんだな。前半の急登が辛かったことを鑑みれば、むしろツンデレ系の尾根というべきかな。



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 太郎平小屋に到着。雪に難渋した昨秋は3時間かかったけど今回は約2時間半とまずまずのペースであります。
 ここで、更におにぎりを食べて腹の虫を黙らせておきます。トイレもお借りしましたが、立派な水洗トイレでした。
 残る後半戦の薬師岳への登りに備えて給水もしておきます。



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 さて、休憩を終えて太郎兵衛平の木道を進みます。眼下にテン場のある薬師峠が見えてきました。
 このような一度下って登り返しというパターンが私は嫌いなんです。「こちら側からあちら側まで吊り橋でも架けられたらラクチンなのに・・」と妄想することが良くあります。本質的にはヤマ屋に向いていなんだろうなぁ私は。



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 薬師峠を過ぎると道は山腹を右手に巻き、沢沿いというか沢の中の急な登りとなります。樹林帯の中なので、爽快感には欠けますが今日のような暑い日には涼しくて嬉しくなるポイントです。



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 樹林帯を抜ける頃には沢の中の水も涸れて、ガレ沢の中を歩くようになります。暑い上に足元はゴロゴロしていて歩き辛いです。
 それにしても昨秋に引き返さずに登っていたら、この辺りはきっと深雪で大変なことになっていただろうな・・・太郎兵衛平で引き返しておいて良かった。




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 ガレ沢からハイマツ帯に抜けて木道に出たあたりが、薬師平でした。高山植物などが多いです。
 愛知大の遭難碑辺りは池塘もあって休憩に良いポイントですが、心ない登山者が登山道をそれて歩き回っているようで、湿原に残された踏み跡が残念です。



DSCF8742.jpg

 薬師平から薬師岳山荘まで展望の開けた青空の中の急登です。あまり風のないのは嬉しいことだけれど暑くて水の消費量が増えちゃいます。
 お空の雲も増えてきたし、懸念材料の左足の踵の痛みもヤバイ感じになっていましたが、気にせず進む事にしました。



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 薬師岳山荘です。入口の脇に掲げられた軽食メニューがそそるぜ!
 とても展望のよい位置にある小屋なので、泊まってみたいなぁ。でも小さい小屋みたいだからきっと大混雑なんだろうな。
 その先の山頂方向がガスに取り巻かれていてちょっと残念。やはり6時半発では遅かったか・・・。




DSCF8745.jpg

 薬師岳山荘を過ぎた辺りから見た薬師岳への最後の登りです。
 ほぼ正面に見えるピーク上の構築物は目指す山頂の祠かな・・・実はそうでなくって避難小屋のなれの果てらしく、実際の山頂はここからは見えず左手奥にあるようです。事前に調べておいたから騙されないぜ!



DSCF8747.jpg

 避難小屋までの登りが最後の踏ん張りどころ。岩屑の積み重なった急斜面をひたすらのぼりんぐ。避難小屋近くの指導標には「あと一息ですよ」と書いてありました。みれば薬師岳山頂まではほぼ平坦な尾根道。
 あとは余裕なので、ちょっと走ってみることにしました。30m位走ってはみたけれども、とてもそれ以上は続かない。トレイルランナーってすごいんだなぁ。



DSCF8751.jpg

 薬師岳に到着。山頂はガスの中かと思って期待はしていなかったけど、ちょうど晴れていて四囲を見渡すことができました。水晶岳、鷲羽岳や雲ノ平などの北ア最奥部の山々がよく見えました。立山方向は残念ながらガスの中でありました。



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 下山に取りかかりました。薬師岳から下りて行く時にすれ違った人と、黒部五郎岳の左肩に見える岩峰群は何だろうとの話しをしました。双六小屋辺りから笠岳に至る稜線上だとは思うのですけども。
 画像は行きの薬師平から撮ったものです。左から槍ヶ岳、三俣蓮華岳、黒部五郎岳です。例の岩峰部分を拡大してみました。帰ってから調べたら、秩父岩というところらしいです。
 



DSCF8767.jpg

 薬師峠から太郎兵衛平に登り返す頃には主稜線上はガスの中でした。早めに山頂に着いてよかったです。そんなガスの中でも荷揚げのヘリがバタバタと飛び回っていました。ベル412かなぁ。大変なお仕事ですね。

 太郎平小屋では、今晩宿泊するであろう登山者でごった返していました。生ビールが1,000円とのことで生唾ゴックンです。

 折立への下山は、始めのうちこそ緩やかで眺めの良い散歩道状態ですが、三角点を過ぎるとぬかるみと急斜面の連続でうんざり。とにかく下山の後半戦は何の面白みもないので腕の高度計とニラメッコをしながら、少しでも標高を下げられるようにがんばって下りました。
 三角点よりかなり下の方でも、まだ登ってくる登山者がいたのでちょっと驚きました。コースタイムどおりなら太郎平小屋への17時過ぎになっちゃうだろうに大丈夫なのだろうか。



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 無事に折立に下山しました。全身汗だらけなので、早くお風呂にでも入りたいけど、最低でも林道を20km走らせなくてはならない・・・我慢は続きます。
 山靴を脱いで、気になっていた左足を見ていたら、案の定、マメがつぶれてベロンチョと剥けていました。グロ画像なので、ちょっとモザイクをかけてみました。




<下山後のこと>


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 車で林道を走らせていると並行して小さなトンネルが続いていることに気がつきました。車を停めて中を覗いてみるとちょうど人が歩行できそうな代物でした。料金所で係の方に聞いてみたら、冬に北陸電力の方が有峰ダムの管理のため、徒歩でダムへ通行する際に使うそうです。雪崩が起きそうなところや、積雪の深い部分をトンネルを利用して歩いていくそうです。これもまた大変な仕事だなぁ。ちょっと歩いてみたい気もするけど。
 有峰林道を出たあとは、すぐ近くの亀谷温泉白樺ハイツで汗を流しました。600円でした。 




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 予定より早く下山できたので、前から行きたかった立山博物館に向かいました・・・が、残念なことに休館日でした・・・悔しいです!
 隣の雄山神社に寄ってみましたが、どうやら劔岳点の記のロケ地のようです。ここを使ったシーン・・・あると思います!




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 博物館つながりということで、立山カルデラ砂防博物館に行ってみました。
 ちょうど、立山山岳ガイドに関する企画展をやっていて、往年の山案内人の装備や歴史などを展示していました。戦前の登山風景の映像なども上映されていて、これは興味深い。
 また、本来の展示である砂防工事ですが、これは浅薄な素人考えなんですが、立山カルデラでいくら砂防工事をしようが焼け石に水なんじゃないかと思っていたので興味がありました。この砂防工事についても、わかりやすく勉強できそうな展示がなされていました。

 そんな訳で、非常に興味深い展示内容ではあったのだけれど、寝不足だったためか疲れもあるのかパネルの文章を読んでも中々頭に入らず、お腹も空いたきたので、すぐに出てきてしまいました。もったいないことをしたなぁ。



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 富山といえば美味しい魚であります。おいしいと名高い「氷見きときと寿し」に行って夕食をとりました。
 関東の回転寿しと同じような値段で、関東の回らない寿司屋より美味しいのではないでしょうか。私は埼玉県出身ですが、海無し県の出身で良かった。海沿いに暮らしている人には日常生活のいつもの味なんでしょうが、私には感動モノのおいしさであります。
 寿司店の斜向いのビジネスホテルに泊まるたので、生ビールも飲みつつ至福の一時を過ごすことができました。
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